第 6 回

アダム・ラルーム ピアノ リサイタル


日 時: 2012 年 5 月 5 日 (土・祝) 18:15 開演

会 場: 東京国際フォーラム ホールG 409
http://www.lfj.jp/lfj_2012/access/article_01.html

プログラム:
スクリャービン / 5 つの前奏曲 op. 15
スクリャービン / 2 つの前奏曲 op. 27
スクリャービン / ピアノ・ソナタ第 5 番 嬰ヘ長調 op. 53
プロコフィエフ / 年とった祖母のお話 op. 31
プロコフィエフ / ピアノ・ソナタ第 7 番 変ロ長調 op. 83

演奏者プロフィール:
2009 年のクララ・ハスキル国際ピアノ・コンクール優勝者として注目を集めている期待のフランス人若手ピアニスト。10 歳からピアノを習い始め、トゥールーズ音楽院で学んだのち、15 歳でパリ国立音楽院に入学。ミシェル・ベロフ、ドニ・パスカル、エリック・ル・サージュのクラスで学ぶ。また室内楽をクレール・デゼール、アミ・フラメールに師事。サン・ジャン・ド・リュズ、ラ・ロック・ダンテロン国際ピアノ、ピアノ・オ・ジャコバンなどフランスの名高い音楽祭で演奏を重ね、2009 年にはヴェルビエ音楽祭にてシュトゥットガルト放送交響楽団と共演し好評を博した。現在はハンブルグで引き続き研鑚を積んでいる。ラルーム氏の演奏を収めた動画はこちら。
http://www.youtube.com/watch?v=IFlUFF-fuHs&feature=related

参加方法: イベントが終了したため募集は締め切りました。

イベント後記 (ア・ピアチェーレ主催者より): "ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン「熱狂の日」音楽祭 2012" の中のリサイタルでした。ガラス張りの会場内には明るい陽の光が降り注ぎ、クラシック コンサート特有の堅苦しさに代わり、解放感が広がっていました。ラルームさんは丁寧で、高い集中力を感じさせる演奏を繰り広げました。スクリャービンの神秘性や飛翔感 (ソナタ第 5 番)、プロコフィエフのダイナミズムと活きのよいリズム、抒情性 (ソナタ第 7 番) をとても見事に表現していました。小さな部屋 (収容人数は 100 人強でしょうか) での演奏だったため、ラルームさんとの距離が非常に近く、演奏中の息遣いやハミングまで聴こえてきました。2 次会は、数寄屋通りにあるフランス料理屋でガレット (そば粉を使った、食事としてのクレープ) とシードル (りんご酒)、ワインを楽しみました。
 ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。次回は 6 月 30 日 (ニュウニュウ [牛牛] ピアノ リサイタル @ サントリーホール) を予定しています。申込み方法は、またこのホームページを通じて近々お知らせします。